お題の説明:
楽(読み)たのしい 〘形口〙 たのし 〘形シク〙 ある状態や持続的行為によって欲望・願望などが満たされ、快いさま。 ① 精神的・身体的に満ち足りて快適である。愉快である。 ② 物質的に満たされて豊かであるさま。裕福である。金持である。 ③ 作物などが豊富である。 [語誌](1)上代には、①の精神的な快楽や満腹感を表わす用例が目立つ。院政期より②の物質的に裕福である意が現われ、中世にはさらに金銭的に満たされるの意味ともなり、「まづし」の対語として用いられている。 (2)快い気持を表わす点では「うれしい」と共通するが、「うれしい」が、主にその場における直接の反応を示す表現であるのに対して、「たのしい」は、主にそういう気持の持続するさまを表わす。 [1] 〘自マ五(四)〙 欲望・願望などが満たされた状態になる。 ① 心が満ち足りて安らぐ。楽しく思う。 ② 経済的に、裕福になる。 [2] 〘他マ五(四)〙 ① (多く「…をたのしむ」の形で) …の中に、あるいはその状態において、心の満足を感じる。 ② ある持続的な行為によって、心を快適にする。また、満足しながら、ある行為をする。 ③ 将来に期待をかけることによって、心を希望で満たす。 [3] 〘他マ下二〙 たのしませる。 らく【楽】 〘名〙 ① (形動) 心身に苦しみや苦労がなく、齷齪(あくせく)せず安らかでたのしいこと。快いこと。また、そのさま。安楽。 ② 好むこと。愛すること。 ③ (形動) たやすいこと。容易なこと。あるいは、生計が豊かなこと。また、そのさま。 ④ 「らくやき(楽焼)」の略。 ⑤ (「千秋楽(せんしゅうらく)」の略) 芝居などの千秋楽のこと。転じて、物事の終わり。 たのしみ【楽】 〘名〙 (動詞「たのしむ(楽)」の連用形の名詞化) ① 心身が満たされて、快いこと。また、そのような状態。悦楽。歓楽。 ② 将来それが実現することを心待ちにすること。 たのし‐・ぶ【楽】 〘自バ四〙 =たのしむ(楽) [補注]一般に、上代では形容詞の動詞化したものはバ行上二段に活用することが多いが、「たのしぶ」には、その確例がない。 たのしび【楽】 〘名〙 (動詞「たのしぶ(楽)」の連用形の名詞化) =たのしみ(楽) たぬし【楽】 〘形シク〙 (万葉仮名で、現在、「の」の甲類とされている「怒」「努」などを、近世の万葉学で「ぬ」と読んだところからできた歌語) =たのしい(楽) がく‐・す【楽】 〘自サ変〙 音楽を演奏する。 たのし【楽】 〘形シク〙 ⇒たのしい(楽) 出典 精選版 日本国語大辞典
※答えに正解間違いは、一切ありません。
ご自分らしい感じ方で1つだけでも価値を発掘できたら、気楽に投稿してみてください(^^)
  • 1. もし、それが無かったとしたら、みんなが、どのように困るのか?

      • #53299
        サンクスギビング・ワーク
        キーマスター
        LV: 1

        それがそこから無くなってしまうと、どんな悪いことがあるのでしょう。ちょっとしたことでも大丈夫ですので、自分や周りにとって困ることをイメージして、気軽に投稿してみてください。

    2. 逆に、それがあるだけで、実はみんなにとって、どのように役立っているのか?

    3. では、それが無ければ、今まで与えてもらっていた価値を、みんなが自分で全部、どのように満たしていけば良いのか?

      • #53301
        サンクスギビング・ワーク
        キーマスター
        LV: 1

        もし、今まであったその存在が、パッと消えて存在しなくなったとしたら、2番目の問いで発掘された「役立っている価値」を、どのように満たしていけば良いのでしょう。想像力を豊かに働かせて、「前向きで建設的な答え」を発掘してみてください。

    4. 改めてイメージしてみると、それがそこに存在できているのは、その周りの誰が(あるいは、何が)支えてくれているお陰なのか?