身口意とは仏教の言葉で、 身（行動）・口（言葉）・意（心）のことを指し、身口意で成り立っている私たち人間の行いは、三業（さんごう）と呼ばれています。 一方、仏様の「身口意」は、どれも理解するには人間は到底及ばないことから三密（さんみつ）と呼ばれます。 真言宗の開祖として知られる空海は、手に印を結び真言を唱え心静寂にすれば「三業は三密と一体化し仏になれる（即身成仏）」と説いたとされ、大乗仏教には三業を三密に一致させる修行があります。 修行と聞くと「自分とは違う世界のハナシ」と思うかもしれませんが、実は「身口意」を意識して（三密に）一致させることは、私たちの願いの現実化にも深く関わっているとも言えるのです。 「願いが叶わない」という人の多くは「身口意」がバラバラです。 例えば、好きなことをして生きていきたいと言いながら、そんなことはムリだろうと思い、愚痴を言いながら会社に居続けたりします。 口では「～したい」と言いながら、思っていることもやっていることも違うという人は、皆さんも周りにもいるのではないでしょうか。 しかし、逆に言えば「身口意」をひとつにすることで、仏様の次元のように“思ったことは成就する”ということでもあるのです。 出典：高橋　宏和　量子力学コーチ https://ei-infinity.com/?p=5339