デジタル大辞泉「カップラーメン」の解説 カップ‐ラーメン インスタント食品の一。カップ形の密閉容器に入った乾燥ラーメンで、熱湯を注ぐと数分で食べられるようになる。→インスタントラーメン 出典　小学館 https://kotobank.jp/word/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3-464549 カップ麺（カップめん）とは、乾燥麺や生タイプ麺[1]などの即席麺類のうち、食器として使用できる容器（コップ状の耐熱耐水容器など）に入れ、かやく（具材）を添付したものである。日本の安藤百福が初めて商品化に成功し、世界各地にも簡易な食糧として普及した[2]。 規約上の正式名は「即席カップめん」である[1]。内容物がインスタントラーメンのものをカップラーメン、蕎麦、うどんのものをカップそば、カップうどん、焼きそば風のものをカップ焼きそば（インスタント焼きそば）ともいう。 ほとんどの商品の調理は熱湯を注ぐだけで完了する（焼きそばタイプや生麺を使用する製品については湯切りが必要とされるものもある）。この製品のカップは調理器具であると同時に食器（陳列時にはパッケージとしての役割も果たしている）でもある。また、電子レンジで加熱調理を行うタイプも多い。 カップ化される麺食品はラーメン系やうどん系などの東洋系小麦麺のほか、パスタ（西洋系小麦麺）や、ビーフンやフォーといった米麺など、およそ麺類すべて多岐にわたる。つまりフリーズドライ加工をすれば、あらゆる麺をカップ麺化することが可能[注釈 1]である。現在では日本でも外国の麺食品のカップ版を入手することができる。 また、後述の本食の発祥の歴史に絡み、西洋のフォーク文化の食習慣から、一部海外市場製品は、国内商品に比べると麺の長さが短くなっているものがある。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E9%BA%BA